六世中村歌右衛門展
3月25日より4月7日まで、早稲田大学・演劇博物館で六世中村歌右衛門展が開催される。衣装や舞台写真のほかに、歴代中村歌右衛門丈の錦絵も展示されるとのこと。29日には中村梅玉さんが講師として登場される。
気楽に気ままに気負わずに…
3月25日より4月7日まで、早稲田大学・演劇博物館で六世中村歌右衛門展が開催される。衣装や舞台写真のほかに、歴代中村歌右衛門丈の錦絵も展示されるとのこと。29日には中村梅玉さんが講師として登場される。
子供の頃の雛祭りを目前に控えたある日の出来事。
我が家にはたいそう立派な十二段(十段?)飾りの雛人形があり、毎年3月3日が近づくと居間に飾っていた。ちょっとした階段である。この階段、さすがに昇ることはことは出来ないがくぐることは出来る。赤い毛せんから透ける陽射し、電気の明かり…ちょっとしたテントである。マットレスやらダンボールを立て掛けて「基地ごっこ」をしていたガキにとっては、この赤い薄明かりがもれる基地はむちゃくちゃ魅力的だった。ガキは誘惑に打ち克つことを知らない。大はしゃぎで赤い基地にもぐりこんでは出て…を繰り返していた。と、その時、全ての空気が凍りつき、時間が止まった。骨組みにぶつかったのか、毛せんを引っ張ってしまったのか、真ん中あたりの段に飾ってあった桃の花を活けた花瓶が床に転落した。もちろん母親にこっぴどく叱られた、と思う。というのも実は叱られたことは覚えていない。よほど桃の花と花瓶が転落したことがショックだったのかその後の記憶がないのだ。ただただ、お雛さまに申し訳ないことをしてしまったという気持ちだけが残っている。
そのひな人形は我が家が引っ越す時に従妹に讓ったと思う。ン?従妹が生まれた時にあげたのか?たぶん彼女の家にあると思うのだがどうなのだろう。
毎年、街にお雛さまが並ぶと、季節の飾り物でもあるし改めてお雛さまを買おうかと思うのだが、結局買わずにいる。私なりにその時の雛人形に操を立てているのだ。意味わかんねぇーって!
差別批判で絶版、「ちびくろ・さんぼ」復刊へ…瑞雲舎(Yahoo!ニュースより)
岩波書店版「ちびくろ・さんぼ」版元をかえて復刊されるそうである。
懐かしい。子供の頃、円を描くようにグルグル走り回りながらどのくらい速く走ったらバターになるのか真剣に考えた。そしてバターがとろけたホットケーキは今でもワクワクする食べ物だ。
絶版に至った経緯などはこちらの「ちびくろさんぼのちいさいおうち」に詳しい。随分とたくさんのちびくろさんぼの絵本があったんだなぁ。自分が読んだのはどの絵本、どなたの絵だったのだろう?本を手に取れば思い出す自信はあるのだが…。色んなものを切り捨てて、忘れ去って大人になってしまった。勿体ない。
私自身が差別問題というものに何らかの取り組みや勉強をしたわけではないが、非常にデリケートな問題であることは理解できる。意図的な差別はもちろんだが、この本のように差別したつもりがないにもかかわらず差別されたと誤解を与えてしまうケースはなんともやりきれない。国や地域、生活習慣や文化の違いから生じる表現の違いから生じてしまった誤解の差別は少なくないのだろう。この「ちびくろさんぼ」も時代背景や版権の問題などが絡み、決して単純な事件ではないのだが、果たして誤解を誤解のままにし、差別部分を強調、指摘されて絶版していけばそれで解決なのだろうか?そして、誤解であるという主張に耳を傾けずとにかく排除していくべきなのか?そうだとしたら、人は何も喋らなければ良い、何も書かなければ良い、異なる価値観を持つ国、民族、文化は交流しなければ良いと言っていることと同じではないか?
差別する(してしまった)側と差別された(されたと感じた)側の双方が歩み寄って誤解を解き、理解しあう手立てを探り続けていくことは人類に課せられた永遠の課題であり、永遠に終結しない問題なのだと人権問題素人の私は考える。
今回の復刊に際しては、当時問題になった部分等についてなんらかの注釈がつくなりするのだろうか?どのような形で復刊されるのか見てみたい。もし子供の頃に親しんでいた絵であったなら購入するかも。それも早くしないと…。今度は動物愛護団体が「トラを騙して走らせ、さらにバターにして食べてしまうなど、侮辱かつ虐待表現に他ならない」とか言って訴えてきてまた絶版になるかもしれないから。
昨日はイープラスで国立劇場のチケットを探してみた。とちりのど真ん中!絶好の場所なので迷う間もなく購入。今日から襲名興行開幕で歌舞伎座は売り切れ御免の大賑わいなのだが、こちらは楽にチケットが取れる様子。んー、観に行く側にとってはありがたいことだ。が、しかし仕事の都合で後半に一回だけしか行けないのが悔しい。んー、なんとか時間を作りたいなぁ。
3月花形若手歌舞伎公演
通し狂言 「本朝廿四孝」三幕四場
序 幕 武田信玄館勝頼切腹の場
二幕目 道行似合の女夫丸
三幕目 長尾謙信館十種香の場
同 奥庭狐火の場
「勝頼切腹」「道行」(三十四年ぶりの上演らしい!)から「十種香」「奥庭」までという国立劇場ならではの上演スタイル。観に行かないテは無いでしょう。八重垣姫は時蔵さん、濡衣には孝太郎さん。次世代、次々世代を背負って立つ(と、私が睨んでいる)女形お二方の競演。
今、この顔合わせで本朝廿四孝を通し狂言で観られるなんてお得だと思いまっせ!そこの旦那!奥さん!お嬢さん!数年後、十数年後、数十年後に自慢するためにもいかがっすか?お値段もお手頃でござんすよ。
国立劇場のサイトは(独)日本芸術文化振興会。昨年12月と同じく「社会人のための歌舞伎入門」が8日と15日は夜7時より開演。こちらは「女形の魅力」と題して解説つきだが十種香と奥庭のみ。