2013年12月の俳句

12月 2nd, 2014

昨日投稿した一昨年の分に年の瀬の俳句が少ないと書いたら、昨年のほうがもっと年の瀬感無かったです(苦笑)。

  • 花よりも舞い散る紅葉になりたくて
  • 投げた石水面に咲いた紅葉散る
  • 午後二時の水面に咲いた散り紅葉
  • 薄れゆく恋の記憶や散紅葉

  • 枯園となりし故郷の景色かな
  • 枯園や朝の褥の冷たさや
  • 枯園や移ろうことの幸せよ

  • タルタルとレモンで離婚牡蠣フライ
  • 生牡蠣や指から墜ちるレモン汁
  • 涙目でむせた振りして酢牡蠣食う

  • 大雪(たいせつ)やZIPPOの炎影伸びて
  • 大雪の更け行く夜は速すぎて
  • 大雪や彩りのない交差点
  • 大雪や次の暦を準備する

  • 染まりゆく街路樹囲む冬の空
  • 好きだから冬の夜空が好きだから
  • 冬の夜星が綺麗とメールする

  • 閉じた本見上げた窓に星冴ゆる

  • ほろ酔いのひとり歩きや冬の月

  • 冬夕焼け夜が来るのを押し留め
  • 飲み干すはソーダで割った冬夕焼け

  • 公園の真白な芝に寒鴉
  • 鳴きもせずただ巣に帰る寒鴉

  • 寒潮や運ぶ味覚に舌鼓
  • 寒潮に乗せて届かぬ恋心

  • 炉話や拍手は薪の爆ぜる音
  • 炉話や思ひ出くべて夜を明かす

  • 極月やハズレ馬券のしおりかな
  • 極月や物の見方の変わる日々

  • 飲み明かす最後の一杯初氷
  • 初氷触れて消えゆく朝日かな
  • 初恋や初霜初雪初氷

  • 畳替障子の影のやわらかく
  • 畳替青の香りを楽しんで
  • 畳替え慌てて拾うへそくりや

  • 枯れ枝の節に別れの涙かな

  • 室咲きの野望萎れてあおる酒

  • 待てど来ぬいつの間にやら雪時雨

  • 献立に悩む買い物日短し
  • 短日や街灯に降る雨きらり
  • 短日や少し早めに燗つける

  • 私でも生きているのよ一茶の忌

  • 掬われて救われはせず波の花
  • 呼吸する我確かめる波の花

  • 明日から明るくなるわ冬至の夜
  • 速足で夕闇迫る冬至かな
  • 日は陰り我が世も翳り冬至かな

  • 独り呑む今年の私と忘年会
  • 忘年会自分の年を忘れる会

  • ほろ酔いで底冷えの街朝帰り
  • 底冷えの部屋で待つ人いるじゃなし
  • 底冷えの教室で待つ忘れ物

  • 年内に云うほど深い意味はなし

  • 星が降る雪は降らねど星は降る

  • ひとつずつ夜が明けるたび年暮るる
  • 張りつめた夜空を散歩年の暮れ

  • 寒凪や恋の数だけ浮かぶ船
  • 寒凪や鴎に追わるる鴉かな
  • 寒凪や傍目に見えぬ不幸せ

  • 街の音抱いて降り積む牡丹雪

  • 根深汁ゆるりと醒ます宿酔い
  • 葱汁や眼鏡くもらせ啜るひと

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