岩波ホールで「父と暮せば」を観てきた。原爆投下から3年経った広島を舞台にした井上ひさし原作の戯曲を映画化したものである。
戦争に関する映画は殆ど観ない。意識的にも無意識でも避けているのだと思う。ストーリーを読んで興味を持ったのと、主演の宮沢りえさんに惹かれて観に行った。んー、宮沢りえファンになりつつある?
こうしてエントリーを投稿してみたものの、ぶっちゃけ、感想とかそういうのは書けない…って、終わりかよっ!いや、本当にね、これは観るチャンスがある人には可能な限り観てほしいと思う。感動するとかそういう映画ではないし、「あのシーンのあのセリフが…」とどこかを切り取って話すような映画でもない。世間一般でいう反戦映画とも違う。
んー、言葉にならないなぁ。重くて苦しいけれど大事な何かを心の奥のどこかに置いていかれたような感じ。とにかく観に行って良かった。