琴平へ

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こんぴら歌舞伎を観るべく香川県は琴平町へ行ってきた。

午前の便で高松空港へ。四国初上陸。琴平町行きのバスに乗り込み、周囲の景色を楽しみつつミュールからウォーキングシューズに履き替える。飛行機も遅れることなく予定通りにことが進んだので、観劇前に金刀比羅宮に参拝することにした。

JR琴平駅に到着。バスを降り、琴平駅の入口でまず視界に飛び込んできたのが阿修羅城の瞳の写真パネル展…と言いたいところだが、実はKIOSKだったりする。板というか細い柱のようなものに囲まれていて入り口はどこ?って感じ。他にもあんな壁のKIOSKってあるんだろうか?で、写真パネルの方は公式サイトやメディアに出ている写真ばかりだったかな。でも大きく伸ばされた写真がみられたから良しとしう。改札、入り口からみて正面にほのぼのと展示してある。

ホテルに寄って荷物を預け、いざ石段へ!奥社まで行くと開演時刻に間に合わないので本宮でお参りして戻る。本宮直前の階段はかなりの急勾配でさすがに学生の時に痛めた膝が辛かったが、意外と大丈夫だった自分にビックリした。大門をくぐるまでは風が強くて少し不安だったが境内に入ってからは心地よい風。天気も恵まれて景色は素晴らしいし桜の花びらは舞うし、なんとも気分の良い参拝だった。下りの途中で御歳三十になる神馬の姿を拝す。大門を出る前に五人百姓で飴を購入。石段を降りきったところで観劇前の腹ごしらえとしてしょうゆうどん(薬味をかけサッと生醤油をかけて頂く)を食す。ちょうど食べ終わったところに金丸座の開場時刻を知らせる花火の音が聞こえてきた。

のぼりが立ち並ぶ坂道を歩きながら「あぁ、金丸座で歌舞伎を観るんだなぁ」って実感がどんどん湧いてきて、到着した時は嬉しくてヘラヘラしていた。思いつくまま、気の向くままにデジカメに風景を納めた後は、筋書(富籤はハズレ)を買って入場の列に並ぶ。

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