この辺りから句の数がどんどん少なくなります(苦笑)。
少数精鋭と言いたいところですが、どの句もあと二歩も三歩も足りない。
もう少し推敲するべきだよなぁ…トホホ。
一番好きな句は一番下の祖母の屋…ですが、子供の頃にどこかに南部鉄の風鈴が吊り下がっていた記憶があるものの、祖母の家かどうかは不明。
自分の家だったかも(笑)。
もうひとつは下から5つ目の日暮れまで…ですね。
ロマンティックに生きたい!
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- 2010年06月
- 衣更え させたつもりが させられて
- 麦笛が 誘ふ心の 里帰り
- ままごとの 膳を彩る 夏茱萸や
- 夏茱萸の 提灯揺れて にわか雨
- 分け入りて 清水の匂い 緑の香
- 岩洗う 清水とならん 我が命
- ふり積もる 時を自ら 踏みしめて 【時の記念日】
- 紫陽花の しずく集めて 虹を描く
- 梅雨入りや 来ずば明けぬと 言い聞かせ
- 田植えする 主みつめて 眠る犬
- 駿馬より 海の幸かな 夏競馬
- 日暮れまで 一緒にいてと 夏至の午後
- 夏至の日の 夜を待ちわび 麦酒呑む
- 夏至の日の 夜を待ちわび 酒を呑む
- 日暮れまで 一緒にいてと 夏至の午後
- 祖母の屋の 軒端に吊るす 鉄の鈴