私が競馬を見始めて、馬券を買い始めて何年になるでしょうか。
私は専らJRA(中央競馬)で馬券を楽しんでいます。
単枠指定の廃止、馬連の登場に始まり次々と登場したワイド、馬単、3連複、3連単、WIN5…と多種多様な買い方があります。
でもね、そんなに難しいこと考えなくていいんですよ。
馬券の楽しみ方なんて人其々。
全財産投げ打って破産しようが自由です。
楽しめるかどうか分かりませんが…。
とりあえず競馬場に行ってみましょう。
広いです。
一番短いレースでも1km走るものだから、むやみに広いです。
そして、空も広いです。
深呼吸したくなるほど広いです。
深呼吸を二つばかりしてみたら、パドックと呼ばれるところに行きましょう。
分からなければ総合案内のお姉さんに聞いてみましょう。
その辺の人に聞いたって構いません。
パドックに着くと、次のレースで走る馬たちがグルグル歩いています。
ジッと見つめてください。
見比べてください。
可愛い顔した馬がいます。
なんだか分からないけれど目が行ってしまう馬がいます。
柵の近くに立っているとアナタのことを見つめてくる馬がいます。
そんな馬がいたら着けられている番号を覚えましょう。
その番号で単勝という馬券を買います。
いや、複勝というのがいいかな。
馬券はマークシートに記入して、券売機みたいな機械で買います。
分からなければ聞けば良いのです。
制服らしき緑の出で立ちの人がウロウロしています。
その人に聞けば大抵のことは教えてくれます。
100円でも300円でも5千円でも1万円でも構いません。
観戦料を払いましょう。
値段を決めるのはアナタです。
機械から出てきた馬券には、さっきまで番号で覚えていた馬の名前が書かれています。
これも何かの縁です。
覚えてあげてください。
さあ、いよいよレースが始まります。
スタンドから出て広い空の下、無駄に広いトラックを走る馬たちを見ましょう。
広過ぎる?大丈夫。
ドームコンサートよろしく無駄にでかいモニターが馬を映してくれます。
アナウンサーが実況してくれます。
アナタの選んだ馬が先頭でゴールするよう祈りながらレースを見守りましょう。
歓声と馬の足音に包まれてなんだか分からないけれどワクワクしているうちにレースは終わります。
アナタの手にある馬券が単勝なら先頭で、複勝なら3着までにゴールした馬を確認しましょう。
そこにアナタの馬がいれば、ちょっとしたご褒美が貰えます。
「応援してくれてありがとう」ってことです。
先頭にも3着以内にもいなかったら?
もう一度パドックに行きましょう。
次にアナタの応援を待っている馬がグルグル歩いていますから…。