ホークスのPO独自案

      ホークスのPO独自案 への2件のコメント

2シーズン連続でパ・リーグのレギュラーシーズン2位チームが日本一になったこともあり、プレーオフの方法、開催の是非が問われている。今日nikkansports.comで「ソフトBがPO独自案、3チーム総当たり」という記事を発見。紙面にもあるのかな。以下に記事の一部を抜粋。

 ソフトバンクがプレーオフ制度改正へ独自案を検討し始めた。現在のようにトーナメント制ではなく、レギュラーシーズン上位3チームによる総当り制を敷くもの。試合数は1カード2試合に変え、勝ち点制を導入し、総勝ち点の最多チームが日本シリーズ出場権を得るシステム。- 中 略 - 開催球場を対戦カードの上位チームの本拠地に設定することで、興行面でも1位チームは4試合の収入が確保される。今後、球団内で検討を進め、11月下旬のパ・リーグ理事会で提案する運びだ。

二度も日本シリーズ出場を逃しながら、前向きな案を提出してくるところに好感。上位チームのアドバンテージをどうするかという問題もあるが、ちょっと観てみたい方式でもある。昨年ライオンズが日本一になったからという訳ではないが、私は基本的にプレーオフ賛成派である。仮に、ライオンズがホークスと同じ立場になったとしても事実を受け入れる自信はあるし、制度を憂うことなく負けたことを悔しがる自信もある。その代わり、勝ち上がったチームが日本一になれなかった時に凄く怒ると思うけれど…って、身勝手なヤツ(笑)。プロスポーツである限り、興行面も成功させ、かつ観客が満足する試合を提供するべきだし、そういう意味でプレーオフに取り組んだパ・リーグは英断だったと思う。

このプレーオフ問題については、つかささんのプロ野球、プレーオフ論を興味深く読ませて頂いた。と同時に、かなり自分と感覚が近いことに驚いたのでTrackbackさせて頂く。

2 thoughts on “ホークスのPO独自案

  1. つかさ

    トラックバックありがとうございました。

    もしプロ野球くらいしか普段ご覧になっていないのでしたら、私の感想と感覚が近いというのは、あまり固定観念や思い込みを持たず、発想に柔軟性がおありなのではないかと思います。

    パリーグのプレーオフ制度は、世界のプロスポーツでやっているものを参考にしたというより、韓国野球の仕組みをそのまま真似したものらしいですね。

    正直言って、パリーグでプレーオフで盛り上がって、その後の日本シリーズ、なんか冷めるんですね。セリーグはリーグ1位がそのまま出てくるので、プレーオフの白熱がリセットされてしまうと言いましょうか。

    両リーグ通じてやったら、日本シリーズも更に面白いだろうな?なんて思います。いずれにしろ、変革があるのは良い事です。

  2. zucchini

    さっそくコメントをいただきありがとうございます!

    つかささんも触れてらっしゃいましたが、サッカーのワールドカップやら、オリンピックのような予選のある大会なんかはよく観る方なので、そういったところで割り切ることができているのかもしれませんし、高校時代にバスケットボール部のマネージャーをしていたことも関係あるかもしれません。

    確かに、パのみのプレーオフが日本シリーズに与える影響は少なくありませんよね。セも導入するとかしないとか議論が出ているようですが、両リーグ通じたプレーオフというのは、上手なやり方をしないと一リーグ化へ加速することも考えられますし、なかなか難しい問題です。しかし、どうしたら面白い試合を見せることができるか、見られるかを追求することが最も重要なことですから、そのための変革なら歓迎ですよね。

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