2013年03月の句

こうして振り返ると、こんな季語で詠んでいたのかと自分に関心します。
今の自分より感性が良くて哀しい(苦笑)。

  • ほろ酔いのミモザ傾け見つめ合う
  • 夕食にミモザ散らして帰り待つ
  • ミモザ咲く揺れるあの娘の髪飾り
  • 走る道変わらぬ景色春動く
  • 風のなか髪をほどいて春動く
  • 雛人形年を取るのは我ばかり
  • 雛人形遠きあの日は鮮やかに
  • 曇天に跳ねるあられやひな祭り
  • 観梅や遠見にしよか近寄ろか
  • 観梅や香りとともに昆布茶飲む
  • 白鳥の帰るを送る静寂なり
  • 白鳥の帰る空見て便り書く
  • 暮れなずむ夕陽に映る春の色
  • 春色に染まれと干したシーツかな
  • くすり指はめた指輪は春の色
  • 春色や踏み出した足に降り注ぐ
  • 春色や歩き出す君眩しくて
  • 春色の汽車に乗ってとマイク持つ
  • 春光や浴びて後悔紫外線
  • 春光を浴びよと向かう展望台
  • ものの芽や見え隠れする笑顔かな
  • 芽柳に届けと伸ばす小さな手
  • 柳の芽見上げて跳ねる園児の列
  • 旅立ちの背中見送る柳の芽
  • 柳の芽頬ふくらませ風に耐え
  • 芽柳に別れを告げて都会へと
  • 砂舞ってタイムラインも春嵐
  • 後朝の涙ぽつりと落椿
  • 椿落つ音に驚く静寂かな
  • 椿落つ音に気がつく静寂(しじま)かな
  • 雨戸開け数える今朝の落椿
  • ためいきを掃いて集めた落椿
  • 春の服まだ寒いのよ抱きしめて
  • 真っ白な器ならべて春を盛る
  • 明日は散る運命(さだめ)受け容れ咲き誇る
  • 帯解いてはらりと落ちる桜花
  • 降る花を帯に受けとめ届けたい
  • 満開の桜さがして北へ北へ
  • 末黒野に降り立つ烏目を閉じる
  • 種蒔きの人に送られバスを待つ
  • 荷を抱え物種蒔くを見遣るバス
  • 物種を蒔いて嵐の如く去る
  • 降る雨の運ぶ春愁茶を点てる
  • 春愁や別れ引きずる出会いかな
  • 正直に生きる気苦労春愁や

 

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