2014年4月の俳句

少ない…。
この先が不安になりますわ。

  • 花筏乗れば願ひが叶ふと言ひ
  • 花筏乗れば願いが叶うといい
  • かなしきや去る者追わず花筏
  • 頬染める小舟のふたり花筏
  • 夕闇を迎えに行くは花筏
  • 花筏恋は気ままに風まかせ
  • 花筏流れ流され網のなか
  • 温泉の湯気の間に間に花筏
  • 露天風呂湯気の間に間に花筏
  • つま先の草くすぐられ春眠し
  • デジタルの味気なさかな春眠し
  • 花過ぎて頭を垂れる人の波
  • 花過ぎて盛りも過ぎて幾年や
  • 何処からひらひらと舞う過ぎた花
  • 味噌汁や五臓六腑に穀雨降る
  • 穀雨待つ土の匂いと草の風
  • 軒端から差し出した手に穀雨かな
  • 白藤や花嫁御寮の涙かな
  • 白藤やくぐり抜ければ黄泉の国
  • 白藤の波が寄せては返す山
  • わがままに生きて死に逝く雛菊や
  • 雛菊やシャイなふりして自己主張
  • 雛菊や集合写真笑い声
  • 小手毬やアテにならない道しるべ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください