2014年9月の俳句

植物ばかりですね。
もっと万遍なく季語を取り上げなくては…って先月は一つの季語でもっと掘り下げなきゃって言ってたじゃん!
要は駄目駄目だってことです。
では、昨年九月の俳句…もう読まんでください(涙目)。

  • 野葡萄やふぞろいの色ころころと
  • 野葡萄やひとつつぶして染みる傷
  • 夕暮れのバスより眺む秋思かな
  • 鶺鴒に導かれたし黄泉の国
  • 鶺鴒や影を慕いて迷い道
  • 寂しさにこころ落ち着く女郎花
  • 静止画のやうに動かぬ鬼薊
  • 来る者を拒む気はなし鬼薊
  • 秋場所や仕度整え叩く帯
  • 広がって集まっている曼珠沙華
  • 曼珠沙華ガードレールと背比べ
  • 地を焦がす夕暮れ時や曼珠沙華
  • 清流に山椒魚や風さやか
  • 寂しさに酔いしれたくて秋の浜
  • 散歩道姿なき連れ金木犀
  • 柔軟剤挑む相手は金木犀
  • あれやこれ諦める頃九月尽
  • 引き返すこと叶わない九月尽
  • 走り出す準備万端九月尽
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