4月中にtwitterで詠んだ句をまとめました。
12月にtwitterを始め、その中で思いつくまま俳句づくりをしていますが、12月から3月までの分についても順次まとめていく予定。
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- 襟足に 吸い込まれしは 桜花
- 何もかも 四月馬鹿の せいにして
- 四月馬鹿 愛してるよと 囁いて
- 歌舞伎座に 別れを告げて さくら花
- 桜咲きて 最後の初日 幕があく
- 自らを 律して立たん 春怒涛
- 軋む窓 夜半の嵐に 桜散る
- 街の気を 染め直してや 花の雨
- 清明の 宇宙(そら)から見やる 青い地球(ほし)
- 花惜しむ 野球をしよう 野球をみよう? //木村拓也コーチのご冥福をお祈りいたします//
- 花祭 人生(たび)の荷物の 多きかな
- 手を広げ 風受けとめて 仏生会
- 逃げ水や 育つ子の背に 目を細め
- たんぽぽで 貴方の気持ち 花占い
- 蒲公英や 園児の列を 見送って
- 雨どいに 悪さしたのは 花吹雪
- 赤鳥(アパパネ)が 桜吹雪を 駆け抜ける //桜花賞
- お帰りと 故郷のにほい 葱坊主
- 畦道を 駆け出してゆく 葱坊主
- 痴話喧嘩 めざし喰らひて 席を立つ
- 待ちぼうけ アナタのせいよ 春の風邪
- 赴任先 不安かき消し 山笑ふ
- 自転車の ベル高らかに 山笑ふ
- 脱ぎ掛けの コートに滲みる 穀雨かな
- 草若葉 ランドセルから 笑い声
- 晴れた朝 駆け出す背中 草若葉
- 雨音や 何処で眠る 雀の子
- 降りだした 雨に戸惑う 蝌蚪二匹
- 春よねと 日に幾たびと 暦みる
- 春霖や 花は花でも 傘の花
- 青空に 茶摘娘の 姿追う
- 見渡せる 緑の尾根の 茶摘みかな
- 仔馬らが 雀隠れの 草を喰む
- 歌舞伎座に 春の終りの なみだ雨
- 四月尽 破風白壁に 別れ告げ