梅雨時期はもっと句が浮かびそうなものですが、意外と詠んでいない六月です。
今年はもっと精進します(笑)。
でも、句の出来はなかなかだと思わなくもない(爆笑)。
また、ちょっとしたチャレンジで「新馬戦」を勝手に季語にしてみました。
- 梅雨冷えに手と手取り合う散歩道
- 梅雨冷えの今朝は貴方を見送らず
- 梅雨冷えの我が身を焦がす逢瀬かな
- 梅雨晴れの朝日に裂かるる逢瀬かな
- 恋人は梅雨の晴れ間の雲の様に
- 梅雨晴れに恋の涙も小休止
- 梅雨空や水に流せぬ爪の痕(あと)
- 紫陽花のしずくで文をしたためて
- 紫陽花のしずくを掬い貼る切手
- 額の花隠しきれない恋心
- 我が恋の危うさ脆さ額紫陽花
- 振り返る貴方の向こう梅雨の星
- 見つめたら見つめかえして梅雨の星
- また明日逢いましょうねと梅雨の星
- 待ち人の便り届いて芒種かな
- 涼風が我が身を包む古寺かな
- 雷の匂いが覚ます昼寝かな
- すずらんが見て見ぬふりの忍ぶ恋
- 昼顔は貴方の知らぬ私かな
- 雷鳴が家路のふたり追い掛ける
- 片恋を背負ひて歩く蝸牛
- 滴りに頬寄せ洗うなみだかな
- キラキラとゲートも輝く新馬戦