2011年7月の句

ツイッターにあげた句を拾い直してこうしてまとめて掲載しているわけですが、推敲というか手直し多すぎですね。
ツイートする前に多少の推敲はしますが、ツイートし終えた途端に別の表現が浮かんできてしまうんですよね。
そして、今も更に直したい(苦笑)。
海月で詠んでいますが、少しだけ自由律にも興味があったりなかったり…。

  • 耳元のささやきを消す半夏雨
  • 抱きしめて仮初めの恋半夏生
  • あさがおの蔓の如しや恋心
  • あさがおの蔓に絡まる恋心
  • あさがおの咲くを知らずに帰る人
  • 雷鳴に逃げるふたりは傘ひとつ
  • 夕立や恋人たちに嫉妬して
  • 夏燕刺さる別れの言葉かな
  • 現れて立ち去る背中夏燕
  • 向日葵が探すあなたは雲の陰
  • 向日葵の見つめる先はあなたかな
  • 向日葵を見上げる我も向日葵か
  • 向日葵は彼か私か見つめあい
  • ひとりだけよそ見している日輪草
  • 我が恋は海月の如くふらふらと
  • 漂える海月の如し我が身かな
  • 漂える海月の如き我が身かな
  • 海月のようにあなたを刺して沈みたい
  • 大暑よりあつい思いを伝えたい
  • 麦わらのリボンにはさむラブレター
  • 波打ち際無邪気に駆けた去年(こぞ)の夏
  • 打ち水や火照る心も鎮まりて
  • 夏空に溶けるクリームなみだ味
  • 晩酌に入道雲よと豆腐出し
  • 巻き上げた熱砂に怯む新馬かな

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