いつのまにやらリニューアルしている「蝉しぐれ」オフィシャルサイト。キャスト一覧も見やすくなっている。キャストを文字でみると妙に違和感のある今田耕司さんとふかわりょうさんも意外と普通に並んでいる。
ってなわけで、久しぶりに予告動画を観た。なんかいい感じ。期待していいのかしら? 景色がさぁ、やっぱり劇場の大きなスクリーンで観たいって思わせるんだよなぁ。「阿修羅城?」のおかげで映像の染さんに免疫できたことだし…って、おまえはホントにファンなのかよ、ぉぃ。
ふくを演じる木村佳乃さんと言えば、ドラマ「ラブコンプレックス」。あれ、違う? でも、あれ好きだったんだよなぁ。CSフジで再放送された時も見入ってしまった。普段は無表情のシズクが、ビルの解体工事をうっとりとした顔でみるところなんて良かったよ?。
で、実は私、恥ずかしながら「蝉しぐれ」の原作を読んでいない。NHKのドラマ版も観ていない。「蝉しぐれ」に限らず、「藤沢周平」作品にはご縁が無かった。「たそがれ清兵衛」あたりで興味を持ってもおかしくないんだけれど、残念ながらあの映画も拝見していない。しかし「蝉しぐれ」の文庫本は購入して手元にある。読むべきか読まざるべきか…。オフィシャルサイトの予告で染さんの文四郎をはじめ、他の出演者のみなさんを観てしまっているので、もうまっさらな気持ちでは読めないだろうから、いっそ読んでしまえと思いつつ、460頁余りの厚さの文庫本が2時間10分程度に収まっているわけだから、期待した箇所が映像化されていなかったりしたら寂しいかも、といった具合に決められないでいる。さて、どうしたものか。
公開は本年10月1日(土)より。