横綱の笑顔と涙

      横綱の笑顔と涙 への2件のコメント

朝青龍の六場所連続優勝で幕を閉じた。

相撲は結構好きだ。大相撲は9to5の勤め人には生中継での観戦は困難だし、実際に国技館に観に行ったこともない。それでも大相撲が始まると放送される深夜のダイジェストは時間が合えばつい見てしまうのである。テレビ朝日の大相撲ダイジェストが終わった時はショックだったなぁ。もう相撲が観られないよ…と思っていたらNHKが始めてくれた。親方が出演しないのは寂しいけれど、ああして淡々とまさに再放送してくれるのも良い。相撲が観たいのだから、余計なものは必要ないのだよ。

今日は休日でもあり、これより三役から生中継で観ることができた。特に誰のファンということもなく、誰が優勝しても良かったから気楽に観ていたけれど面白かったよ。それぞれの取り組みもさることながら、なにより感動した場面は表彰式の直前。花道に現れた朝青龍の後ろに立つ眼鏡をかけた付き人(不勉強で名前がわからず申し訳ない。)が嬉しさといおうか満足といおうか、何とも良い顔をしているのだ。あぁ、なんのかんのとマスコミに言われながらもちゃんと横綱しているのかなぁなどと思いながらその横綱に目を移すと、これまたなんという表情だろう。天を仰ぐようにして笑みを湛えているその顔を見ていたら本当に素晴らしい青空が朝青龍を包んでいるかのように見えた…と次の瞬間、朝青龍の顔が歪み、目元を押さえて顔を拭った。

さて、来場所の朝青龍は前人未到の七連覇に挑戦となる。北の湖の持つ年間82勝の記録更新もかかっている。こっちの記録は、北の湖が好きな自分としては更新するところを見たいような、記録が破られて欲しくないような、ちょいと複雑な気分。でも、きっと更新するだろうし、凄いなぁとテレビの前で普通に驚嘆している自分がいると思う(笑)。

2 thoughts on “横綱の笑顔と涙

  1. YAMA

    ウチの1歳児が相撲に興味を持ってしまったので、今場所は比較的一生懸命見てました。
    #いや、もともと相撲は好きなんだけど。

    > 花道に現れた朝青龍の後ろに立つ眼鏡をかけた付き人

    実は、オレもいつも気になっていて、誰なんだろうと調べてみました。
    幕下の輝面龍(きめんりゅう)です。

    http://www2s.biglobe.ne.jp/~wakamatu/syoukai/hibi.html

    というか、この人も相当のベテランなのね。
    高砂部屋には一乃矢というある意味「人間国宝」(旭富士や北天佑と同い年)の現役力士がいるので、その意味では目立たないんですけど(w

  2. zucchini

    > ウチの1歳児が相撲に興味を持って…
    それ、裸体に興味を持ったってことでせうか。あはは。

    おっと眼鏡をかけた付き人改め輝面龍情報!!
    高砂部屋ってサイト持っていたのね。
    しかも噂の一ノ矢さん(幕下以下の力士って、何をつければよいのじゃ?)が担当してるじゃないっすか!
    #日本相撲協会のサイトだけをみて諦めた私は根性無しだわ。
    それにしても昭和58年から相撲を取ってるって凄すぎ。

    で、お宅の一歳児ちゃんはどんな場面でテレビに食いつくの?
    やっぱ、懸賞幕?(笑)

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