秋から冬へ。
詠みやすい季節ですかね。
ツイッターで「季語 #kigo」「なんだい季語 #nandaikigo」というハッシュタグに参加しているので、なかなか馴染みのない言葉にも挑戦しています。
いやぁ、勉強になりますよ。
プロなのかアマなのか存じませんが、みなさま素晴らしい句を詠まれています。
私もちょこちょこふぁぼりますが、拙句をふぁぼられると嬉しいものです。
- 秋寂び(あきさび)や別れを告げた帰り道
- 黙りこみ歩くふたりの秋寂し(さぶし)
- 強がって見せた笑顔は秋寂ぶし
- 強がって見せた笑顔の秋寂ぶし
- 秋寂びを忘れさせんと抱き寄せる
- 秋寂びや忘れさせんと抱き寄せる
- 逢えぬまま二度目の朔旦冬至(さくたんとうじ)かな
- 逢えぬまま朔旦冬至(さくたんとうじ)二度目かな
- 秋惜しみ愛を惜しんで歩む道
- 抱き寄せてするりと逃げた秋惜しむ
- 貴方より秋を惜しんで眺む空
- 立冬や肌と心の温度差よ
- 立冬の風暖かく恋終わる
- 狐の提灯(きつねのちょうちん)で直す化粧かな
- 彼のもと狐の提灯辿る道
- 火遊びは狐の提灯だまし愛
- 冬淺し肩抱く腕もゆるやかに
- 冬淺しふたりの仲は浅からず
- 柿落葉踏みて見上げる君の顔
- 恋熟れて流す涙は柿落葉
- 再びの出逢い待つ身か木守(きまもり)や
- 木守(きまもり)や見つめる先の男ども
- まぼろしの恋から醒めんと苦参(くらら)噛む
- やきもちを酸橘(すだち)に変えて添える皿
- 朽野や誘われるまま迷い込む
- 竈猫(かまどねこ)冷えた二人をじっと見る
- 神帰り彼は帰らぬ月となる
- 愛集め貴方に届け昴かな
- ひとり宿恋の去る音虎落笛(もがりぶえ)
- 抱き締めた背中のほくろ六連星(むつらぼし)
- 君のため君だけだよと寒苦鳥
- 温石(おんじゃく)の代わりに私を抱きしめて
- この恋が実りますよに寒四郎