「江戸時代の歌舞伎役者」田口章子

オンライン書店ビーケーワン:江戸時代の歌舞伎役者

2002年12月発行の文庫版(ハードカバーは1998年発行)。表紙は中村座の定式幕。

初代中村仲蔵のことなどが書かれているし、文庫版発行当時は日生劇場で新・夢の仲蔵が上演されていたから、読んでいてもおかしくなかったのに、最近になってなんとなく手に取った。先月の仲蔵千本桜の影響か。もともと歌舞伎関連の本はあまり読まないからなぁ。

歌舞伎役者の暮らしぶりやら、人間関係、衣装にまつわる話など興味深く読んだ。人間関係のあたりは話がかぶる箇所があり、さっき似たような話が…などと少し戸惑うところもあったが、なかなか楽しく読み進むことができた。少しこういう、歌舞伎そのものを知るための本を読んでみようかなと思いつつ、今日も小説を片手に通勤電車にのる私。

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